葉酸サプリには高いモノと安いモノがあるけど何が違うの

妊娠初期に特に必要と言われる葉酸。

しかし、普段の食事から摂取するには限界があります。そのため、厚生労働省は葉酸サプリを推奨しています。

葉酸サプリには、価格の安いものと高いものがあります。

この価格の差は一体何なのでしょうか?

 

葉酸サプリの成分が違う!

特に、妊娠初期の妊婦に必要と言われているのが、葉酸です。

葉酸が不足すると、死産や流産の恐れのある妊娠初期神経管閉鎖障害という先天異常になるリスクが高まります。そのため、厚生労働省は、妊娠初期の妊婦に一日400μgの葉酸の摂取を推奨しています。

葉酸は、ビタミンB群の一種で、ホウレンソウから見つかったため葉酸と名付けられました。

その特徴の一つとして、水溶性があげられます。葉酸を多く含むホウレンソウから摂取しようとすると、調理の過程で多くの葉酸が水に流れてしまいます。

また、一日の摂取目安量を満たすためには200g以上食べなくてはならず、現実的ではありません。そのため、葉酸サプリで摂取する必要があるのです。

葉酸の必要性が広く知られるようになり、様々な会社が葉酸サプリを製造販売しています。

一月分で千円台のものから一万円近くするものまであります。毎日飲み続けるものだけに、高額だと続けるのが難しい場合もあります。

しかし、大切な母体と胎児を守るためには安心できる成分なのか確認するのも大切です。

価格の差を生む大きな理由の一つが、葉酸が天然由来のものか化学合成されたものかによります。

 

高ければ良いというわけではない

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一般的に、天然葉酸を使ったサプリメントの方が化学合成で作られたものより高くなっています。

それは、製造に手間がかかるためです。

さらに、原料の産地や有機無農薬栽培にこだわっているものほど価格は高くなります。

天然葉酸は、ポリグルタミン酸型と呼ばれるタイプの葉酸です。

ポリグルタミン酸型の葉酸はそのままでは吸収されずに、小腸でモノグルタミン酸という形に変化してから吸収されます。この過程で多くの葉酸が吸収されずに体外へ流れてしまうため、吸収率が悪いというデメリットがあります。

一方、化学合成された葉酸サプリは、大量生産ができるため、天然サプリよりも価格が低くなっています。

化学合成された葉酸は、人工的に作られたモノグルタミン酸型の葉酸です。モノグルタミン酸型の葉酸は、天然では存在しません。そのため、人工的に作り出す必要があります。

モノグルタミン酸型の葉酸は効率的に体内に吸収されるため、厚生労働省が推奨しているサプリメントも化学合成されたモノグルタミン酸型の葉酸サプリです。

しかし、吸収率が良いため、摂取量はきちんと守る必要があります。

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