葉酸と小児喘息の関係性とは?

葉酸を妊娠中に取りすぎると小児喘息になる、とよく言われています。

しかし妊娠中に葉酸は必要な栄養分。それではどのくらいの量の葉酸をいつごろ摂取すればいいのでしょうか。適切な量を正しく摂取して、あかちゃんを喘息から守りましょう。

 

喘息を防ぐには、葉酸はいつどのぐらい?

喘息とは、気管支が腫れ、傷つき、敏感になることによって気管支が狭くなり、その結果空気が十分に体内へとはいりにく、呼吸困難などの発作を繰り返す病気で、1歳から3歳までが発症のピークとなっています。

小児喘息の原因の多くはダニ・ホコリなのアレルギーだといわれていますが、原因の中のひとつに、妊娠中の母親のストレスや葉酸の過剰摂取が挙げられています。

妊娠前から葉酸の摂取を心がけるのが望ましい、と厚生労働省も推奨していますが、それでは具体的に葉酸はどれくらいの量をいつごろ摂取すればいいのでしょうか。

葉酸は、ビタミンB群の中のひとつで、胎内の赤ちゃんの細胞を作るうえで必要な栄養です。

とくに妊娠前から妊娠初期に積極的に摂取するのが望ましく、葉酸が不足すると神経管閉鎖障害など先天性奇形のあかちゃんが生まれる可能性が高くなるといわれています。

葉酸は字の通り、葉物の野菜に多く含まれる栄養素でキャベツやほうれん草、モロヘイヤ、その他にもレバーなどの食品にも多く含まれており、毎日の食事で摂取したい栄養なのですが、妊娠初期に必要な葉酸をとるにはかなりの量を食べなければないません。

 

葉酸の過剰摂取は、喘息のリスクを高くする

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そこで、注目したいのが葉酸のサプリメントです。

妊娠初期に必要な葉酸の一日の摂取量は400マイクログラム。非妊時は240マイクログラムで、妊娠初期は通常の二倍ほどの葉酸が必要となります。

食物からの摂取も大切ですが、この量を食事から得ようとすると大変です。手軽に効率よく摂取するにはサプリメントが欠かせません。

ただし、どの栄養素にもいえることですが、過剰摂取は禁物です。とくに妊娠後期に葉酸を過剰摂取すると、胎児への喘息リスクが高くなります。なぜ妊娠後期の葉酸摂取であかちゃんの喘息リスクが高くなってしまうのか、その理由はまだわかっていません。

では、どのくらいの量を摂取したら過剰になってしまうのか。

オーストラリアの大学の研究では、一日あたり1000マイクログラムの摂取で小児喘息のリスクの上昇が認められたとのことです。妊娠初期に必要な400マイクログラムの二倍以上です。

サプリメントで適量を摂取する分にはまったく問題はありませんが、気になる人は後期のみ控えればいいのではないでしょうか。

出産後も母体の身体の回復や母乳をつくる上で葉酸は大切な栄養なので、サプリメントで適量を補ってください。

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