妊娠中のビタミンAの摂取には注意が必要!

妊娠中のビタミンAは、その種類にも注意しながら、不足や過剰摂取しないように心がける必要があります。

ビタミンAの種類と、どれぞれの種類が妊娠中に与える影響、またどのような食品に含まれているかをまとめました。正しい知識を持って、妊娠中の食生活に役立てましょう。

ビタミンAには、動物性のレチノール、βカロチンなどがあります。このレチノールという成分は、脂溶性ビタミンとも呼ばれ、実はこの脂溶性ビタミンに属するビタミンAに関しては、妊娠中には過剰摂取には気を付けなければならないのです。

それではそもそもレチノールとβカロチンには、どのような違いがあるのでしょうか?

 

レチノールとβカロチンの違いとは?

まず、レチノールの特徴として、脂溶性ビタミンと呼ばれるだけあり成分は水に溶けにくく油で溶けやすいという点が挙げられます。たくさん摂取すると、体内に吸収蓄積しやすい成分なのです。

一方のβカロチンはというと、こちらは反対に水に溶けやすく、食べても必要量以外は体外へ排出されるので体に蓄積しにくいのです。

それではどういう点で、レチノールをたくさん摂ってしまうと妊娠中によくないのでしょうか?

レチノールのビタミンAは体内に溜まりやすく、胎児に奇形が生じるリスクが高くなってしまうのです。奇形児が生まれる確率が高くなるとなれば、きちんと適量を守って摂取しなければ怖いでしょう。

おなかに赤ちゃんがいるママは、こうした知識もしっかりと持って食生活を行うことが大切です。

 

βカロチンとレチノールはどうやって摂る?

Fotolia_88400351_XS妊娠中にはβカロチンとレチノールとの組み分けをきちんとして、ビタミンAを摂取する必要があることは分かりましたが、それでは具体的な食品として、βカロチンとレチノールにはどういった物があるのでしょうか?

βカロチンの成分が多い食材としてよく知られているものは、ニンジンかぼちゃほうれん草などの緑黄色野菜です。

これらはおなかの調子を良くしたり、皮膚粘膜を保護したり、また抗酸化作用も高く、妊婦にとって必要な成分も多いので、摂取量を守って摂取しなければなりません。不足すると、妊婦が不調になったり、胎児の臓器や器官の成長がうまくいかないなどの問題も起きてしまいます。

一方、過剰摂取を気を付けなければならないレチノールですが、覚えやすい見分け方として、一般的に「レバー」にはレチノールがたくさん含まれている物が多いといえるでしょう。

例えば鶏のレバーや牛レバー、アンコウの肝やウナギの肝などがそれにあたります。うなぎ自体はレバーでなくとも、レチノールの多い食品なので食べ過ぎないように注意しましょう!

1日の摂取量の目安は、妊婦の場合は2000IUです。βカロチンは不足しないように、レチノールは摂り過ぎないように心がけた食事をしましょう。

 

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