葉酸を過剰摂取するとどうなるの?

妊娠を希望する女性達が多く摂取する葉酸ですが、キチンと用法用量を守って摂取していますか?たくさん摂取すれば良いと思っている貴方!

過剰摂取する事でどんな影響がもたらされるのか考察していきますので今後の参考にして下さい。

葉酸は水溶性のビタミンの一種なので、通常の食事での摂取では例え過剰摂取しても不要になった分は尿として体外に排出されます。但しサプリメントや薬剤などによって大量もしくは用法用量の限度を超えた摂取による場合は排出する機能が完全に働かずに、体内に残り悪影響をもたらします。

葉酸の摂取が1~10ミリグラムを超えると葉酸過敏症の疑いが挙げられ、発熱・毛細血管が拡張する事によって起こる蕁麻疹・原因不明の呼吸障害や皮膚の痒みなどの症状が発現します。

他にも不眠症になりやすい・食欲減退・吐き気や嘔吐・浮腫みなどの副作用があり、葉酸を不足させた場合以上の副作用をもたらします。栄養素の吸収も阻害されやすくなり、ビタミン12不足による貧血症状の発見が遅れるので適切な治療が出来ないばかりか高齢者では認知症の発症を高めるので注意が必要です。

また、妊娠初期の過剰摂取によって胎児が喘息になる可能性を高めるとするオーストラリアからの報告もありますので、サプリメントや薬剤などで葉酸を摂取する際には用法用量を厳守する必要があります。

 

厚生労働省が推奨している1日の葉酸摂取量の目安は?

葉酸の過剰摂取を防ぐ意味でも、大まかな判断材料として厚生労働省が推奨している1日の葉酸摂取量の目安があります。

30代女性では1ミリグラム(1000マイクログラム)を上限として、非妊娠時では240マイクログラム・妊娠時では480マイクログラムを摂取の目安にしています。上限を超えると過剰摂取になりますので上限を目安にするのではなく飽くまでも推奨目安を基本にしましょう。

食事で摂取したい場合は水溶性のビタミンなので、火に弱く水に溶けやすいので調理で約半分の葉酸がなくなる事がを念頭に置いて食事をとります。但し食事による摂取では毎日ブロッコリーだけ・レバーだけ大量に1種類だけ食べる訳でもないので過剰になる事は殆どありません。

サプリメントや薬剤では含有量も重要ですが、予め説明書きなどで1日の上限量や1回につき何錠などの記載がされていますので厳守する事が大事です。

「食事とサプリメント両方摂取するのはコワイ」と誤解されるかもしれませんが、上限量は結構な量になり胎児の成長の為には必須の栄養素になりますので記載された用法用量さえ厳守していれば何も問題はありません。

 

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